赤ちゃんのスキンケア外来について
#赤ちゃんの肌トラブル、もう悩まない!笑顔輝く つるすべ肌へ
「毎日スキンケアしてるのに、どうして肌荒れしちゃうの?」「うちの子だけ、いつも肌がカサカサ…」
大切なお子さんの肌トラブルは、ママやパパにとって本当に心配ですよね。特に、初めての育児では、何が正しいケアなのか分からず不安になることも多いでしょう。乳児湿疹、乾燥肌、あせも、おむつかぶれ…赤ちゃんのデリケートな肌は、ちょっとした刺激でトラブルを起こしやすいものです。
南魚沼市の六日町こどもクリニックでは、そんな肌トラブルに悩むお子さんと保護者の方をサポートするため、小児科専門医、アレルギー専門医の視点からお子さん一人一人にあったスキンケア情報と治療をお伝えする赤ちゃんのスキンケア外来を行っています。単に症状を抑えるだけでなく、赤ちゃんの肌質や生活習慣に合わせた根本的な解決を目指し、ご家庭で実践できる正しいスキンケア方法を丁寧にアドバイス。お子さんの健やかな肌を守り、親子の笑顔あふれる毎日を応援します。
#赤ちゃんの肌って、こんなにデリケートなんです
大人の肌とは違い、赤ちゃんの肌は未熟で非常にデリケートです。肌トラブルを起こしやすいのには、ちゃんとした理由があります。
なぜ赤ちゃんの肌は刺激に弱いの?
皮膚が薄い:大人の皮膚の半分ほどの厚さしかなく、バリア機能も未熟です。外部からの刺激が容易に侵入し、水分も蒸発しやすい状態です。
皮脂腺の発達が未熟:生後間もなくはママからもらったホルモンの影響で皮脂が一時的に多い時期もありますが、それ以降は皮脂の分泌が少ないため、乾燥しやすい傾向にあります。
汗腺が発達途中:汗をかく機能はありますが、体温調節が未熟なため、汗腺が詰まりやすく、あせもができやすいです。
アレルゲンの侵入:皮膚のバリア機能が弱いと、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が皮膚から体内に入り込みやすくなります。これが食物アレルギー発症のリスクを高める可能性も指摘されています。
このような特性を理解し、毎日のスキンケアで肌のバリア機能をサポートすることが、肌トラブル予防の鍵となります。
#「これって大丈夫?」赤ちゃんの主な肌トラブル
当クリニックに多く寄せられる、赤ちゃんの代表的な肌トラブルをご紹介します。
1. 乳児湿疹
生後数週間から数ヶ月の赤ちゃんによく見られます。顔や頭に赤いブツブツや黄色いカサカサしたものができ、かゆみを伴うこともあります。皮脂の分泌が活発な時期に起こりやすく、こまめな洗浄と保湿が大切です。
2. アトピー性皮膚炎
強いかゆみのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性的に続く病気です。乾燥肌がベースにあることが多く、皮膚のバリア機能が低下しているため、アレルゲンや刺激が侵入しやすくなっています。早期からの適切なスキンケアと治療が重要です。
3. 乾燥肌
カサカサ、粉吹き、ひび割れなどが特徴です。特に冬場は空気の乾燥で悪化しやすいため、一年を通して保湿ケアが欠かせません。乾燥肌はアトピー性皮膚炎の引き金になることもあるため、放置せずに保湿でしっかりケアしましょう。
4. あせも(汗疹)
汗をかきやすい夏場や、熱がこもりやすい部分(首、背中、おむつの中など)にできる小さな赤いブツブツです。汗の通り道が詰まることで発生します。涼しい環境を保ち、汗をこまめに拭き取ることが予防につながります。
5. おむつかぶれ
おむつの中の蒸れや摩擦、尿や便に含まれる刺激物が原因で、おしりや股が赤くただれる炎症です。ひどくなると皮がむけて傷になることもあります。ときにカビが生えている場合もあります。こまめなおむつ交換と、優しく洗い流す清潔ケア、そして保護ケアが予防の基本です。
#今日からできる!赤ちゃんの正しいスキンケア3つの柱
赤ちゃんの肌を守るためには、「清潔」「保湿」「保護」の3つのステップを毎日続けることがとても重要です。
1:優しく「洗う」こと(清潔)
毎日の入浴で、汗や汚れ、雑菌などをしっかり洗い流しましょう。
全身を洗う前に予洗い:髪や体を洗い始める前に、ぬるま湯で全身を濡らして、おおまかな汚れを流します。
泡で洗う:ベビー用のボディソープをしっかり泡立てて、泡で汚れを包み込むように優しく洗います。ゴシゴシこすると肌に負担がかかります。ポンプ式の泡ソープは便利で、特に新生児期におすすめです。
指の腹で丁寧に:大人の手のひらや指の腹を使って、シワの間、関節のくぼみなど、洗い残しがないように丁寧に洗います。
すすぎ残しがないように:泡が残っていると肌荒れの原因になります。シャワーで泡が完全になくなるまで、しっかり洗い流しましょう。耳の後ろや首のシワにも注意してください。
2:しっかり「保湿」すること(うるおい補給)
入浴後は肌の水分が最も蒸発しやすい時間帯です。乾燥を防ぐため、お風呂から出て15分以内を目安に保湿ケアをしましょう。
保湿剤の種類選び:ローション、乳液、クリーム、ワセリンなど様々な種類があります。季節や赤ちゃんの肌質、乾燥の程度によって使い分けましょう。
ローション・乳液:サラッとしていて伸びが良いので、全身に塗りやすいです。夏場や軽度の乾燥に。
クリーム・ワセリン:保湿力が高く、しっとり感が長持ちします。冬場や乾燥がひどい部分、重点的な保護に。
たっぷり塗るのが基本:肌がしっとり潤い、少しテカるくらい、十分な量を塗布することが大切です。「ティッシュが肌に貼りつくくらい」を目安にしましょう。少ないと効果が半減してしまいます。
毎日全身に:顔だけでなく、首、腕、お腹、背中、足先まで、毎日まんべんなく塗布します。肌のシワを広げながら、丁寧になじませてください。
3:肌を「保護」すること(外部刺激から守る)
肌への刺激を減らし、肌トラブルが起こりにくい環境を整えましょう。
衣類の工夫:直接肌に触れる衣類は、綿などの吸湿性が良く、刺激の少ない天然素材を選びましょう。縫い目が当たらないように裏返して着せるのも良い方法です。
室温・湿度管理:室温は20~25℃、湿度は50~60%程度を目安に保ちましょう。特に冬場の乾燥対策として、加湿器の利用もおすすめです。
紫外線対策:赤ちゃんの肌は紫外線にも敏感です。外出時は帽子やベビーカーのサンシェードを活用し、衣類で肌を覆いましょう。生後6ヶ月以降は、ベビー用UVクリームを塗るのも効果的です。
#こんな時は、迷わず当クリニックへご相談ください
「スキンケアを頑張っているのに、良くならない」「かゆみがひどくて夜泣きが続く」「赤いブツブツがどんどん広がってきた」
自己判断で症状が悪化してしまう前に、お早めに専門家にご相談ください。当クリニックでは、お子さんの肌の状態をしっかりと診察し、適切な治療とご家庭でのケア方法を丁寧にお伝えします。
#赤ちゃんの肌のこんな症状、気になったら受診の目安です
顔や体に赤い湿疹やカサカサが長く続いている
かゆみで機嫌が悪くなったり、夜泣きをしたりする
肌をかきむしってしまう
アトピー性皮膚炎かもしれないと心配している
自己流のスキンケアでは改善しない
どんなスキンケア用品を選べばいいか分からない
「こんな些細なことで…」と思わずに、お気軽にご相談ください。健やかな肌は、お子さんが成長していく上での大切な基盤です。私たちと一緒に、お子さんの笑顔とすこやかな未来を守りましょう。

